前回の記事「プロの指導で成功した一週間ファスティングの方法」では、プロの指導の元行った一週間ファスティングの方法を備忘録代わりに書いておきました。
ファスティングに続いて痩せ体質になるべく食習慣を改善しました。食習慣を変えることでダイエットができ体質も改善!つまり「痩せ体質」を目指します。
前回も書きましたが、恥ずかしながら私が気にしていたカラダの悩みをまとめておくと下記になります。
- 体重が急激に増えてきたのでダイエットしたい(目標マイナス5キロ)
- お腹周りに脂肪(お肉)がつき始めたのでウエストを絞りたい
- 便秘気味なのでお通じを正常にしたい
- 悪玉コレステロールと言われる「LDLコレステロール」の値が増えてきた
- この頃血圧も高めなので年齢に合う正常値にしたい
40代~50代になると同じような悩みを持つ人は少なくないのでは?私の友人たちも更年期が近くなり、痩せなくなってきたなどの悩みを口にすることが多いです。
痩せ体質になるためにどのように食習慣改善をしたのかこのページではやり方をまとめておきますね。
痩せ体質になるには食習慣の改善が必要
ファスティングでせっかく体の中を綺麗にお掃除してリセット(デトックス)ができても、その後今までと同じ食生活をしていたらすぐリバウンドしてしまいます。
ファスティングした後のカラダは、お掃除専門の会社に部屋の中をピッカピカに綺麗にしてもらった直後のようなもの(笑)。部屋ではないけれど体の中を綺麗にお掃除してリセットした状態です。
あとは汚れないように気をつけて、汚れたらすぐに綺麗にすることを習慣化することが必要です。
ファスティングの後、「不要な脂肪を燃やし必要な栄養素を十分に補い抗酸化物質を摂ること」を意識しながら「カラダの中からのアンチエイジングや体質改善のためによい食習慣をつけること」をしました。
そうすることでカラダを【痩せ体質】に変えていきます。
食習慣を変えてカラダを痩せ体質に改善できたら『ファスティングダイエット』は大成功したと言えますが、習慣化するまでが実は大変ですね。
完璧にやろうとするとお金も時間も労力もかかってしまい、そもそもの人生を楽しめなくなってしまうので、「食べることをそんなに我慢せずにカラダにいいものを摂る」という考えで無理することなく実践すると良いとアドバイスをいただきました。
時には楽しく食べる!食べないときは『まったく食べないのではなく必要な栄養はしっかり摂る』。
毎日歯を磨く習慣がついているように、カラダによい食習慣を身につけることで『痩せ体質』になることが可能です。
痩せ体質になるために身につけたい食習慣
痩せ体質になる(体質改善)ためには食習慣を変えて身につけたいことがたくさんありました。実践するようにアドバイスされたことです。
水分を毎日2リットル以上飲む
水分(水)を私の体重の場合で毎日2リットル以上飲むように言われました。
特に朝起きてすぐにレモン水を飲むとデトックス効果もあるそうです。少なくとも午前中のうちに1リットル以上の水分を摂ります。

水分の摂り方について考えてみたこと
特に水がきれいな地方に住んでいるということもありますが、今まで浄水器は使っていませんでした。食事の時は「水道水を沸かしたお湯で入れたお茶」を、水を飲みたい時は「水道水」を、普通に飲んでいました。(高層マンションなどに住んでいたら浄水器は必要かと思います)。
ですが、さすがに毎日大量に水を飲むとなると、生(水道水)でそのまま飲むのは抵抗がありました。
今回水道水を大量に飲み始めてから 1~2日後、実際にお腹を壊してしまいました。
「生水をこのまま毎日たくさん飲んで大丈夫?」
そんな不安があり、水道水を飲むことの安全性を調べてたところ、最終的には次のサイトに書かれてあることなどを参考にさせていただきました。
蛇口から出る水は浄水場で作られ、国が定めた安全基準をクリアしたものだけが水道管を通って各家庭まで届いています。この安全基準は、ヒ素、フッ素、ホウ素、亜鉛、マンガン等などについて、それぞれ含有量が一定基準以下でなければいけないと定められています。
結果を書くと、水道水を飲める日本に住んでいることに感謝しつつ、水道水はそのまま生でいただくことに。ただ、レモンを少し絞る(又はポッカレモンなどを数滴垂らす)などして飲むことにしました。
水道水はご存知のように殺菌消毒の為にカルキが含まれます。つまり塩素が含まれますのでレモンで塩素除去(中和)することでおいしく飲めます。
最初はお腹の調子を壊してしまった私でしたが、その後は慣れてきたのか水道水をがぶがぶ飲んでも大丈夫になりました。
とは言え水道水に抵抗がある地域にお住いの方も多いですよね。ペットボトル入りや浄水器の水、サーバー式の水などをレンタルや購入して飲まれている場合もあるかと思います。買った水を飲むなら、アンチエイジングに効果的な「シリカ水」がおすすめです。
⇒ (参考)肌や髪がきれいになるミネラル「シリカ」でアンチエイジングできる
食事は和食中心にバランスよく
基本的に魚や野菜をメインに使い、カロリーの低い料理が多いのが和食です。
ダイエット中の場合、摂取カロリーを低く抑えることは基本です。摂取カロリーをクリアーしやすい和食は、痩せ体質になるためにもポイントが高いです。
野菜、果物、卵、大豆製品、海藻サラダ、発酵食品を摂り入れ、加工食品はなるべく取らず、肉より魚中心のメニューに変えました。
若い世代を始め、日本では年々「魚離れ」し魚を食べる習慣が減ってきて、日本の漁業は今崖っぷちだと言われます。考えてみたら私も魚を食べることが減ってきていました。漁業を守る意味でも魚を食べることを見直す良い機会となりました。
今後も魚を増やし和食を中心としたいです。
朝食は必ず食べる
朝から活発に動いたり、頭を使うには、エネルギーが必要です。朝食は必ず食べ、しっかりよく噛んで食べます。
「朝ごはん」には体温を上昇させ、代謝を高め、太りにくいカラダを作る効果があります。便秘解消にも効果的なんです。
食事の際は、消化吸収に高い消費カロリーを必要とし、消化吸収の遅い食べ物(たんぱく質や食物繊維など)ほどダイエットに効果的です。
炭水化物も適度にちゃんと
筋肉を増やすために「タンパク質」が必要なのは誰でも知っていると思うのですが、炭水化物が必要なことはあまり知られていません。
筋肉の唯一のエネルギー源となる炭水化物(糖質)がないと、筋肉は減ってしまいます。素晴らしい筋トレをしても、炭水化物がないと筋肉量は増えないのです。
筋肉は落とさずに無駄な脂肪だけを落とすダイエットが理想です。そのためには摂り過ぎない範囲で適度にちゃんと炭水化物を摂る必要があります。
ただ、今は食生活改善中ということで、夜の食事では炭水化物は摂らずにタンパク質と野菜中心にしました。
《糖質なしダイエットは・・・》
エネルギー(糖)がない カロリーは使うので一時的には痩せるけど、100%リバウンドする!! |
発酵食品を毎日摂る
発酵食品には「必須アミノ酸」が多く含まれています。「必須アミノ酸」は身体を維持していくためには必要な栄養素です。必須アミノ酸を摂取することで、脂肪燃焼酵素が増えて体脂肪を燃焼しやすくしてくれます。
納豆、味噌、甘酒、ヨーグルト、キムチ、ぬか漬けなどの発酵食品をどれか一つ以上毎日食べるようにアドバイスされ、実践しました。
また、発酵食品には乳酸菌を含むものが多くあります。乳酸菌を摂取すると、腸内の善玉菌が増え、悪玉菌が減ります。腸の動きも良くなるのでお通じも良くなることにつながります。
私の場合便秘がちなことも改善したいことの一つなので、発酵食品は特に意識して食べました。発酵食品ではありませんが、「大根おろし」も便秘解消にいいと言われたのでよく食べるように意識しました。
たんぱく質を毎日摂る
そもそも人間の体はどうやってできてるのかを考えてもたんぱく質が大事だと言うことはわかりますよね。血管、臓器、筋肉、皮膚、骨などの私たちのカラダの構成するものは主にたんぱく質からなるわけです。
しかも、たんぱく質は同じカロリーの炭水化物と比べても消化吸収に消費するカロリーがとても高く、食べただけで脂肪が分解され、激しいエクササイズを行うような消費カロリーと、ホルモン分泌が起こります。
消化吸収に消費するカロリーでは、炭水化物は6%、たんぱく質は30%です。
これを置き換えると、
炭水化物1,000kcal食べたら消化吸収に60kcal消費。
たんぱく質1,000kcal食べたら消化吸収に300kcal消費。
300kcalとは1時間走ったくらいと同じ消費エネルギーです。炭水化物とたんぱく質では同じカロリー分を食べただけでもこんなにも消費カロリーが違うのです。つまりたんぱく質は食べるだけでエネルギーを消費できるということ。
「タンパク質を食べて痩せるダイエット」は、ここに由縁があるってことですね。痩せ体質になるためにもタンパク質はしっかり食べたいです。
生野菜を毎日食べる
私たちが食べた食べ物の消化や代謝を助け、心臓の動きや血液の循環もサポートし、人が生きるために欠かせないのが酵素(ビタミンやミネラル)ですが、その酵素(補酵素)がたくさん入っている食べ物が生野菜や生魚などのローフードや発酵食品です。
生野菜はカラダの働きを助けてくれるビタミンやミネラルが豊富で、カロリーが低く、水溶性の食物繊維が豊富です。
痩せ体質になるためだけでなくアンチエイジングのためにも「生野菜」をたくさん摂りたいです。
生で食べられる野菜
キャベツ、レタス、トマト、きゅうり、大根(おろし)、ブロッコリー、セロリ、にんじん、ナス、ピーマン(パプリカ)、ラディッシュ、サラダほうれん草、水菜、玉ねぎ、しそ、パセリ、おくら、白菜、みょうが、ネギなど。 にんじんやナスは塩もみなどでもいいですね。玉ねぎは薄くスライスして水にさらした後、おかかとしょうゆで。 |
ただ、生で食べられる野菜や食べ方って限られてしまいます。
酵素ドリンクやスムージーで飲むようにすればビタミンやミネラルをたっぷり摂れます。野菜が苦手な場合やダイエットも兼ねたい時、風邪などで食欲がなく体の調子が悪い時などにもおすすめです。
※夏場以外は冷たいスムージーを飲むのが辛いので「酵素ドリンク」がおすすめです。
食事はよく噛んでゆっくり食べる
食事はよく噛んで食べると脳の満腹中枢が刺激されて、満足感・満腹感を感じるようになります。食べる量が減り、ダイエット効果が期待できるんですよ。
また、唾液が多く分泌され、消化酵素のアミラーゼが増えるため消化を助けてくれます。
そのほかにもよく噛んで食べると、必然的に顔の筋肉(表情筋)を動かすようになり、「表情が豊かになる=素敵な笑顔になる」といった効果も。
痩せ体質になるためだけでなく、アゴや歯も鍛えられるので老化防止に繋がります。よく噛んで食べることのデメリットがないので、今日からすぐ始められますね。
お酒類は控えめにすること
お酒も糖質が多い飲み物です。飲んではいけないというのではなくて、もしお酒を飲むならご飯や麺類などの糖質は摂りません。
ダイエット中はなるべくなら控えたいのですが、我慢しすぎてもストレスの原因になってしまいますよね。
また、お付き合いなどもあり、飲まなくてはならないことも。そういう時は次のようにします。
飲むなら炭水化物(糖質)は摂らない。
たんぱく質や野菜を中心に、ゆっくり食べながら飲む。 飲むとしても量を抑えめにする。 |
甘いもの(スイーツ)は控えめにすること
当たり前ですがスイーツは糖分が豊富です。食べすぎたら糖質の摂りすぎになってしまいます。
痩せ体質になりたいなら控えたいです。もちろんダイエット中も控えたいです。
どうしても食べたい時は、次のようにします。
食べるならなるべく昼間の早い時間にする。
食べた日は夜の食事で糖質は摂らない(タンパク質・生野菜のみ)などして調整する。 食べるとしても量を抑えめにする。 |
食習慣改善を成功させ痩せ体質になるために
食習慣を変えカラダを痩せ体質に「体質改善」するには習慣化するまでが実は大変ですよね。
完璧にやろうとするとそもそもの人生を楽しめなくなってしまいます。
食べること自体を無理に我慢するのではなく「カラダにいいものを摂ろう!」という考えで実践するといいです。
食べるときは楽しく食べる!食べないときは『まったく食べないのではなく、必要な栄養だけはちゃんと摂る』。毎日歯を磨く習慣がついているように、カラダによい食習慣を身につけること。
そしてなにより無理なく長く続けることが成功のポイントだと思っています。
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